中学受験を振り返る~のびこの場合~

御三家は届くか届かないかだけど、難関校の合格は是が非でもとりたい女子の記録

中学受験の塾選び(1)-算数の得意不得意は小学校のテストではわからない

中学受験の塾選びに関して思うことはコレ。

親が行ってほしい偏差値帯の学校へ行くには子だけでは厳しいだろう、親のフォローが必須であろうと推測される場合は親がフォローしやすい塾を選べばいい
そして、親のフォローが必須かどうか判断する指標は決して学校のテストではないということ。
今回は「指標」についてのお話をします。

 

 まずは前提-のびことのびこ母はこんな人

のびこ
:悪くはないが、ずば抜けてよいというわけでもない。「勉強をやるやらない」でけんかになることはなく、親に言われたことを素直にコツコツやるタイプ(現在はおだやなかながらも反抗期に突入。そう素直でもなくなってきた)。精神的な波はなく、不機嫌になるということも基本的にはないが、悔しさから発奮するということもない。算数の難問にやりがいを感じることはなく、「ひらめき系」でもないが、反面、記憶力はよく、暗記もので苦労したことはない。

のびこ母
決して佐藤ママにはなれないが、のびこの中学受験に自分の時間と労力を割く覚悟はある。

算数の「時すでに遅し」問題

算数の得意不得意は小学校のテストではわからない」というのは私の中では当たり前体操です。自分の経験則に過ぎませんが、誰に何を言われても私の中では揺るぎません。そういう子はいます。
小学校の勉強ではまだその大きな問題の芽は眠っているのです。
中学校でも兆候はあるもののまだ表面化しないかもしれない。ぎりぎり進学校にいけるでしょう。
高校で一気にくるのです。そしてその時は完全に手おくれなのです。大学入試において、数学ができないということがいかに致命的か。私は身をもって知っているのです。
SAPIXの男女別の偏差値を見た時、問題のレベルが小学校の枠を超えているが故に、その傾向が前倒しで如実に出ているのだと思ったものです。 

入塾前ののびこの成績大公開

というわけで、本格的な入塾の前にのびこの傾向をつかんでおこうと、4大塾のテストや全統小を受けました。大サービスで公開です。

 

テストを受ける女の子

  • 小2

栄光ゼミナール学力診断:算数70点(平均80/100)、国語100点(平均80/100)
4大塾全国テスト:算数120点(平均90/150)、国語130点(平均70/150)
全国統一小学生テスト:算数(偏差値52)、国語(58)

  • 小3(偏差値)

4大塾入塾テスト:算数56、国語67
全国統一小学生テスト:算数48、国語61
全国統一小学生テスト:算数52,国語55

あわよくば、「文系の私と理系の夫のいいとこどりであってほしい」という淡い期待を胸に、何回か受け続けましたが、低学年から「算低国高」がはっきりしています。うん。私の要素が色濃く出てしまっているな。
終わってみればなんかもう「初回の栄光ゼミナールだけでよくない?」という感想に尽きる。「算数が平均を下回り、国語が大きく平均を上回る(ことがある)」という傾向は3年間ずーーーーーーっと続きました。
何度も言って恐縮ですが、1年生から6年生に至るまで小学校の算数のテストはほぼ100点、個人面談では先生から「計算も早く素晴らしい」と言われるのびこです。

1に算数、2に算数、3,4がなくて、5に算数

テストを受ける目的はもちろん【算数】。我が家の標語は「1に算数、2に算数、3,4がなくて、5に算数」です。

私は、のびこの不穏な傾向をテストを受ける前から察知していました。「きらめき算数脳」などをやりながら、のびこには私と同じ匂いを感じていたので。それはもうぷんぷんと。
余談ですが、入塾後も「ああ、のびこはここでつまずくだろうな」というのが手に取るようにわかりました。だって、私が「ん?」となるところでことごとくつまずくから(笑)。

 

 それくらい、「算数にかける家庭学習がどのくらいで済むのか」はもう本当に本当に大きな差になるのです(注:中学受験のみならず、数学のいらない私立文系に絞らない限り、今後もついてまわる問題)。
入塾後、のびこは家庭学習の6割超を算数に費やしました(算6:理2:社1:国1各科目の成績はこの逆です。泣くわ)。

算数に関しては「ある程度は暗記でいける」「コツをつかめば大丈夫」などと耳にすることもありますが、適性はぜったいあると思う。そりゃそうでしょうよ。運動だって、芸術だって、なににつけても持って生まれた才能はあるわけだから。
のびこの場合、算数に関してはさぼっているわけではなく、真面目にコツコツやっているだけになかなか結果に結びつかないのは本当に不憫になるくらいでした。

算数苦手女子だからこそ中学受験してよかったと思う説

私が、のびこに中学受験をさせようと思い、そして受験をしてよかったなと思うことのひとつが「算数」です。
「我が家の場合は」ですが、家庭学習で引き上げて、塾のレールに乗せることができるぎりぎりのタイミングでした。高校受験の時には反抗期の問題や子供の成長もあるでしょうから、中受並みの密度で親子で勉強することはできなかったでしょうし、私もフォローしきれなかったと思います。
埼玉入試でホテルに前泊した時、Sの算数の授業をZOOMで受けるのびこを横で見ていて、カリカリカリカリとものすごい速さと集中力で私にわからない問題を解いていくその姿にいっそ感動さえ覚えました。「中学受験をしてよかったな」とつくづく思えた瞬間でした。私も「ここまでやったぞ」と達成感がありました。合否はひとつも出ていない段階でしたが。

とりあえず、3年間、小学校以上の算数にしっかりみっちり取り組んで、女子の特性を理解した指導をしてくれる(と期待できそうな)学校に、のびこを送り出すことができました。
のびこは私と同じ道は歩まないですむかな。すむといいなと思っています。

 

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久しぶりに全統小の成績表を見ました。計算と文章題はまあよいが、数と規則性が弱い。これ、受験期までそのまんまじゃん・・・脱力。