中学受験を振り返る~のびこの場合~

御三家は届くか届かないかだけど、難関校の合格は是が非でもとりたい女子の記録

「手を離せ、目を離すな」の時期に入りました

のびこはずっと「うちの子には反抗期などこない」と思えるほどのだっこちゃんのいい子ちゃんでした。言葉遣いが乱れることもなく、小さい頃から手がかからない子で、子育てで悩んだことは今まであまりなかったのです。
それが最近特に、難しい時期に入ったなあとのびこへの接し方を考えてしまうことが増えてきました。中学受験期とは悩みの質が変わってきたと感じています。

 

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子育て四訓

中学受験に併走していた時は、親子バトルと言えば、単に「説明しても説明しても、なぜわからんちん」問題によるものががほとんど。
5年生の終わり頃から「あら、いやね。反抗期かしら」と思い始め、6年生の夏頃から接し方を変えていかないと上手くいかないなと思うことが増え、そして、受験が終わって、どんどん親の手を離れ、友達との行動範囲が広がっていく反面、危なっかしいと思うことが増えました。
親の話を聞かず、口出しを嫌うのに、自分の思い込みや浅い思慮で判断してしまう。
まさに、「子育て四訓」が身に染みる時期に突入した模様です。 

一、乳児はしっかり肌を離すな。
一、幼児は肌を離せ。手を離すな。
一、少年は手を離せ。目を離すな。
一、青年は目を離せ。心を離すな。

ちょっとした事件

先日、お友達と街に出たまま、予想の時間を過ぎても帰ってこない。連絡のひとつもない。通話もつながらず、LINEの既読もつかず、グーグルファミリーで居場所も検索できず・・・で、夫と二人でものすごーく心配したことがありました。
のんびり帰ってきたのびこに聞くと、「自分でスマホの電源を切った」というオチ。
なんでやねーん!!
スマホの電源を切ることなど、家でも外出先でもなかったのに、どうしてよりにもよって【お友達と人混みの街に出かけたその日】に限って電源を落としてしまうのか。
のびこはこういう【何故こういう時にそういうことをしてしまうのか】という短絡的なことが多いのです。

話を整理すると、なんということはない
スマホの電源を切ったのは「スマホの表示でギガの残りが少ないことに気づいたから。」←ギガとバッテリー残量の区別がついていなかったことが発覚。

連絡のひとつも入れなかったのは
①お友達と一緒で話に夢中になってしまったから。
②歩きスマホはいけないし、駅のホームでスマホを出すと落としてしまいそうで、スマホをバッグから出せなかったから。
③ママやパパが心配していると思わなかったから。 

整理すると、なんてことはない話なのですが。
私が心配と安堵で大きな声を出してしまったからか、のびこはなかなか口を開かず、「自分の心の中は自分で声に出して言わないと、誰も代わりには言ってくれないんだよ。」と何度も促してようやく事の次第がわかったという始末。
4月からの電車通学のことを考えても-最近はまた地震も多いですし-、心配は尽きず、「まず状況と行動の理由を考えなさい。先のことを予測、想像しなさい」と激オコしてしまいました。のびこも泣きながら切れちゃうしで、もうぐったり・・・。

「親の心子知らず」

落ち着いてから、夜、のびこに「ママもばあばに同じことで怒られたし、こういうことは順番だから、まだ、のびこにはわからないかもしれないけど、心配してくれる人がいるというのは本当に幸せなことなんだよ」と話しました。

私も大学時代、コンパなどでついつい連絡もせずに帰りが遅くなってしまうことがあり、親に「遅くなるならどうして電話の一本も入れられないの」と怒られたものです。当時は公衆電話ですから、電話するなら一本でも早い電車に乗りたい心理があったんですよね。もともと不精な性格ですし。
いまだに遠方で二人で暮らす両親への電話も気づくと一ヶ月近くしていないこともあり、80歳を超えた父はいまだに私から電話がないかと毎日のように母に尋ねるそうです。
親というのは子が何歳になっても心配してくれるのだと、子は親を亡くした時に初めてそのありがたさに本当に深くどうしようもなく後悔することがたくさんあるのだと思います。

親子の心子知らずというのはよく言ったもので、そして、それは順番なんだなと、本当に深く思った出来事でした。当時の私が母に言われた「あなたも親になった時にお母さんの気持ちが分かる」という台詞をまさに昨日、のびこに言ったわけですから。

まあ、すべきときに反抗期がなくて、こじらせても大変なので、ほどほどにしっかり反抗してくれ。

中学受験はギリギリのタイミングだったのかも

日常の些細なことひとつとっても、一見、大人顔負けに成長しているようで、実はびっくりなことがあります(たとえば、スマホを使いこなしているように見えていたのに、実は30近いタブを開いたままにしていたとか)。
考えてみれば、しっかりしているようで、まだ10年とちょっとしか生きていない。
狭い範囲での経験しかないのに、それがすべてで。
なのに、不思議な万能感で、その狭くて浅い知識や経験をもとに思い込みで判断して、突き進んでしまったりする。
なのに、親の話を聞かないという矛盾。

「未熟だけど」(←本人に自覚がないのが危なっかしい)

「とにかく【自分で】やりたい」

もうホントに、親は 「手を離せ、目を離すな」。

そう考えると、中学受験はギリギリのタイミングだったなと思います。
始めた当初は能天気にも「のびこには反抗期など来ない」と思っていたものですが、結果的には本当に良かった。これから難しくなるであろう6年間において、受験がないという安心感は大きい。6年後はもっと大人同士の話ができるでしょうし。

のびこは中学校に入ったらどんな部活に入ろうか、まさに「期待に夢に胸をふくらませている」状態で、親も一緒にこれからの子どもの可能性にワクワクできるのは本当に幸せなことだと思います。

うん。子育て。自分育て。頑張ろう。

 

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明日(というか今日になってしまった)、のびこと電車通学の練習をする予定なのですが、なんと先程、のびこがきっちり服を着こんで起きてきました。もしかして、今回は「服を着て寝たら、ぎりぎりまで寝ていられるから作戦か」と思いましたが、本気で朝だと思ったらしい。
「早起きをしなければ!」と緊張している時に起きがちな現象ですが、さすがに服を着る前に気づくだろう。のびこよ、4月から大丈夫なのか・・・。